AOKIYA co.,ltd
信州の市場を中心に、市場からから仕入れた唐松・杉・檜などの丸太を、製材加工するまでの間、当社原木置場にて保管管理しています。
製材加工をしやすくするため、1.で保管していた丸太の樹皮をはがします。はがした樹皮は、5.で蒸気ボイラーの燃料として利用します。
建材の用途に合わせて、丸太を切り出します。切り出す大きさは、木材の変形を考慮して、必要寸法よりも大きく切り出します。
注文寸法に合わせてプレナー(かんな)掛けをし、表面を滑らかにします。
2.の皮むきで発生した樹皮を蒸気ボイラーによって燃焼させて、水から蒸気を作り出します。その蒸気を利用して、木材の中にある水分を強制的に排出させます。
天日干しをすることで、木材の中にある水分を自然に排出させます。人工乾燥と併用することで、木材の"欠点”(=メリット)といわれる割れ・歪み・変色などの性質をできうる限り軽減させます。
モルダー(かんな)掛けをして、表面のざらつきを、さらに滑らかにします。
板材の節にパテ埋めをして、節止めを行います。
サンダー(かんな)掛けを行い、最後の仕上げをします。
5.の乾燥を経て各用途に適した含水率(木材の水分量)となった木材を、6.7.8.の工程で、注文を受けた寸法・形状へ正確に加工します。その後、検品・梱包を経て出荷します。
2017年春より、木材加工の時に発生する木材の削りくずを原料として、木質ペレット~温森~の製造を開始しました。